全国災対連ニュース №70

 全国災対連ニュース 2010年11月26日 №70
                  (全国災対連ニュース№70.pdf)
 被災地で署名140 筆集まる
  柏崎災対連 雨の中を9人で行動


 新潟県の柏崎災対連の五位野事務局長から次のような通信が寄せられました。10 月末、山古志で開かれた「交流集会」の行動提起を受けとめた活動です。
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 柏崎災対連は11 月23 日、雨が降る中でしたが、「被災者生活再建支援法の改善を求める請願署名」用紙を回収する行動をおこないました。14 日に被災地域を回って300 世帯分の署名用紙を配布しておいた所を再度訪問し、約140筆の署名をいただきました。この日の行動参加者は、新潟県災対連から2 人が加わり、合計9 人でした。
 老後の不安訴える復興公営住宅入居者
 柏崎駅前の復興公営住宅では高齢者が多いせいか「病院通いをしているが、これからどうなるのか心配」「ひとり暮らしでこれから先、病気にならないか」など、老後の不安を聞きました。また、高齢者のひとり暮らしのせいか玄関先で長話になることもありました。自分は公営住宅に入居できたが、入居できなかった人の不満の声をもあったとのことです。
 訪問した人の感想は、「老後の不安、隣人との人間関係、老人の話し相手の確保などが今後の課題としてある」とのことでした。
 山本団地では、全体として好意的に受け入れられ、「制度改善のために国会へ持って行きます」と訴えると、「制度に不満がある。よろしくお願いします」と励まされました。ですが「うちは終わっているので結構です」と協力していただけないところもありました。
 参加者は「いろいろな人の思いを聞かせてもらってよかった」「勉強になった」と、今回の取り組みに参加た感想を語っていました。
 今回、時間の関係で回収しきれなかった世帯については後日訪問することにしました。