全国災対連ニュース 2010年9月22日 №64
(全国災対連ニュース№64.pdf)
“被災地復興推進交流集会にお出でください”
地元・新潟災対連は大歓迎
2010年被災地復興推進交流集会(10月30・31日、新潟県山古志で開催)を地元で準備している新潟県災対連事務局長の宍戸末雄さんから取り組みのようすが届きましたので紹介します。
「参加目標もっと大きく」と60人に引き上げ
新潟災対連は、ほぼ毎月役員会を開いています。8月26日の第66回役員会では、山古志で開催される被災地復興推進交流集会について討議しました。全国災対連と調整してほぼ明らかになった企画内容を報告し、「地元としてどう成功させるか」意見を出し合いました。
事務局は、開催県の参加目標を20~30人と提起しましたが、「もっと目標を大きく持つべきだ」との議論が出て、加盟団体の参加目標を60人に引き上げること決めました。
山古志の話題
アルパカの赤ちゃん熱中症死にファン衝撃
例年にない酷暑は人間だけでなく動物にもダメージを与えたようです。山古志地域でアイドルだったアルパカの赤ちゃんが、8月30日に熱中症の犠牲になりました。
この赤ちゃんの出産には、県災対連も多少のかかわりがありました。5月26日に県災対連役員会が山古志を訪ね、復興支援員の方から「中山間地集落の再生と復興基金事業」についてお話を伺いました。その帰りにアルパカ牧場に寄ったところ、その日がアルパカの出産予定日とのことでしたが、まったく出産の兆候がありませんでした。その後、たまたま私がアルパカ牧場を訪問したところ、偶然にも出産の最中でした。
那須高原にはアルパカが400頭もいるそうですが、山古志は6頭です。昨年1月に震災復興の一環として、米国コロラド州の牧場経営者(奧さんは日本人)から送られてきたものです。交流集会に参加されたみなさんにも、ぜひ見ていただきたいと思います。(新潟県災対連事務局長 宍戸)
*アルパカ 南米大陸原産の家畜の一種。良質な体毛は、古くから衣類、生活用品に利用された。